巷で話題のグリストラップ蓋「すべらん蓋」を大阪まで見に行ってきた
2018/09/17
こんにちは。
テリーです。
先週大阪で開催されていた「外食ビジネスウィーク」という展示会に行ってきました。
その目的は、今まで見たことがなかった「すべらん蓋」を見るため。
テリーは数多くのグリストラップを見てきた自負があります。
上級グリストラッパーだと思っています。
しかし、すべらん蓋は一度も見た事がありませんでした。
業界界隈ではちらほら話に挙がることも多く、ずっと気になっていました。
なので、直接見に行くしかないと思い、Twitterでちょこちょこっとすべらん蓋を作っている会社さんに連絡したら、「来ていいよ」と言われたので行ってみたという経緯です。
まず結論から言わせて下さい。
「すべらん蓋」はすげぇ。
そう思った理由を教えます。
すべらん蓋を作っている会社
すべらん蓋って、グリストラップの会社が作ってるのかと漠然と思ってましたが、意外なことにオフィスや飲食店などの防犯・監視カメラやセキュリティ的なことを主にやっている会社でした。
会場に足を運ぶすべらん蓋の前で立っている人がいたので、話しかけてみたら
なんと社長さんでした。
この創造舎の社長である小林さんこそがすべらん蓋の生みの親です。
小林さんは以前に大手通信会社で勤めていて、自分で元々セキュリティ等のビジネスをやっていたそうで、その後このすべらん蓋を生み出したとか。
小林さんは後輩と飲食店をやっていたとき、グリストラップの蓋に疑問を持ったそうです。
鉄製の蓋は重いし、濡れてたり油が付着していたりすると滑るしで「もうなんなの!」と。
それを「なんとかしたい」という気持ちが芽生えたそうで、軽くて滑らないグリストラップの蓋を作ろうと思ったそうです。
小林さんは働いていたとき、グリストラップの匂いが体に染み込み、付き合っていた彼女に2日で振られた経験もあるそうです。
当時は匂いを止められなかったグリストラップの蓋がさぞ憎かったことでしょう。
そんなこんなで出来上がったのがすべらん蓋だそうです。
すべらん蓋のすごさ
実際にすべらん蓋を持たせてもらいました。
軽い。すごい軽い。
やばいです。
軽いカルチャーショックを受けた気分になるぐらい軽かったです。
体感ですが、同じ大きさの鉄製の蓋の半分以下の重量です。
持ち上げやすくて、清掃するには本当に便利そう。
重くて億劫なんてことにならないですし。
表面はざらざらしており、濡れた革靴でも滑らない作りになっているそうです。
ホームページでも「水に浮く軽さ」というだけはある気がしました。
ちなみにこの写真は、小林さんの部下が自分の家のお風呂で検証したときの写真のようです。
裏面はこんな感じ。
ハニカム樹脂という素材で出来ていて、1年たっても全く汚れないそうです。
触ったらツゥルツゥルしてました。
ハニカム樹脂すげえ。
蓋を囲う周りの銀色の素材は軽さと剛性に優れたアルミを使用しているようです。
腐食しやすい取っ手部分はステンレスで、その周りのプラスチックは特殊な繊維を使っているらしく耐久性と耐腐性があるそうです。
開発を重ねてようやく今の形にたどり着いたようです。
テリーは小林さんからグリストラップ蓋に対する情熱と愛を感じました。
耐久テスト
せっかくなので、小林さん自らすべらん蓋の耐久性を証明してもらいました。
テリー「社長、本気でお願いしますね」
小林さん「了解です」
かなり拳を痛めたそうです。
やっぱりすべらん蓋すげえ。
最後に
すべらん蓋を見に行って、正直びっくりしました。
グリストラップの蓋について、こんなに考えている人が世の中にはいるんだと素直に脱帽です。
使う人のことをちゃんと考えて作られてることがわかりました。
それになんだかグリストラップを愛する者として、とても親近感が湧きました。
こんな人が増えれば、グリストラップ界がハッピーになる気がします。
すべらん蓋は最近かなり売れ始めてきたようで、小林さんウハウハしてました。うらやましい。
グリストラップ蓋の買い替えを検討している人はお試しください。
従来の蓋とはかなり一線を画すので、びっくりすると思います。