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エアコンの基礎知識【構造編】

      2018/09/17

エアコンはご家庭にも店舗にもほぼ必ずありますよね。
以外に知られてない基本的なところからいきます。
今回はエアコンの構造についてです。

エアコンの構造

エアコンは室内の温度や湿度を調整するときに使用しますね。
これは誰でも理解できると思います。
しかし、どうゆう構造かイマイチわからない人が多いと思うので、
それを簡単にご説明します。

エアコンは「室内機」「室外機」の2セットでできています。(稀に一体型というのも存在します)
そしてそれらをつなぐ「冷媒菅」というものがあり、この3つが基本的なエアコンのセットになります。
みなさんが店舗内で見える範囲にあるものは「室内機」になります。
airconditionar-system1

そして「室内機」と「室外機」には「熱交換器」と呼ばれる
空気を圧縮するものが中に入っています。この熱交換器が非常に重要な役割を果たしています。
airconditionar_system
余談ですが熱交換器はフィンとも呼ばれます。

空気を冷ます仕組み

1、「空気を集める」

室内機で室内の空気を集めます。この空気を集めるときに使うのが「熱交換器」です。
熱交換器は電力によって圧力がかかり、その圧力で室内の空気が集まるのです。

2、「熱を取り除く」

集めた空気を冷媒菅に当てます。そうすると空気中に含まれる熱を冷媒菅が取り除き
その取り除いた熱を室外機まで運んでくれます。

3、「熱を室外へ」

冷媒菅で運ばれてきた室内の熱は、室外機の熱交換器によって圧力をかけられ熱を下げられ
外気へと放出します。

4、「冷たい風の誕生だ!」

室内機からは「熱を取り除いた空気」が放出されるので、冷たい空気が出ていると感じるのです。

 

だいたいこんな感じです。笑
ポイントは、冷たい空気を作る仕組みとして「室内の空気中に含まれる熱を取り除く」ということです。
そのためにはまず「室内の空気を集める」こと。

何が言いたいかというと、
空気を集める「熱交換器」はメンテナンスをする上で重要なポイントになります。

長くなったので詳しいお話はまた今度!
ではでは。

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